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丸瀬布・白滝モデルコースフィールドワーク

丸瀬布・白滝モデルコースフィールドワーク

6月18日(土)白滝ジオパークガイド養成講座第2弾として、丸瀬布と白滝のモデルコースを歩きながら、ガイド相互の情報交換を行うことで、ガイディングの充実を図るフィールドワークを開催しました。ガイド実践者やガイドを目指す方など24名のご参加をいただきました。午前中は丸瀬布の山彦の滝、鹿鳴の滝、大平高原、大平風穴をフィールドに、午後は白滝の赤石山をフィールドに進めました。

今回共有された情報の一部をメモ的に紹介しますと・・・

  • 山彦の滝・鹿鳴の滝はどちらも火山の噴煙(火砕流)が降り積もったものが熱と重みで固まった岩石があらわになったものだが、固まり方の違いで、垂直に落ちる山彦の滝(やや固い岩石)となだらかに落ちる鹿鳴の滝(やや軟らかい岩石)の形状に違いが生まれている。
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山彦の滝
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鹿鳴の滝
  • 葉が白くなっているミヤママタタビの前にて、マタタビとミヤママタタビは似ているが、白いのがマタタビ、ややピンクがかるのがミヤママタタビ。実の形も違いがあり、先端がやや尖った形のマタタビに対し、ミヤママタタビの実の先端は丸くなり、コクワの実にそっくり。

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  • 大平風穴も火砕流が固まった岩石が崩れたガレ場にできている。ガレ場内の空気の循環で冷風が噴き出す。風穴の周りは冷風のせいで、クマザサがあまり生えず、コケ類やもっと標高の高いところで見られるコケモモなどがよく見られる。昆虫もアイヌキンオサムシなど涼しいところを好むものがスポット的に生息する。

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  • 赤石山八号沢露頭では、同じ溶岩が固まり方の違いによって状態の違う岩石になるのがわかる。黒曜石が黒く見えるのは、ガラスの中に磁鉄鉱という成分が1c㎡に30万個~100万個も含まれるからで、薄いかけらを透かして見ると透明な中に黒い成分が混じっていることがわかる。半透明なものが重なることで真っ黒に見える。

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  • 八号沢露頭周辺で今、花が見られるのは、ムラサキヤシオやウコンウツギ。やや肌色がかった白い樹皮のダケカンバは、一般によく知られているシラカバ(シラカンバ)とは違う。

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などなど、色々学びの多い時間となりました。単なる知識だけでなく、伝え方や楽しませ方も参考になったのではないでしょうか?

次のガイド養成講座は、9月に全道のジオパークガイドの皆さんと当地で行う研修会となります。白滝ジオパークでは、今後もガイド育成の取組を続けて開催しますので、ぜひご参加ください!

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