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ジオストーリーの再検討

7月19日(火)、遠軽町福祉センターにて白滝ジオパーク推進協議会ワーキングチーム(WT)の第10回全体会議を開催しました。

今回テーマは、エリア全体のジオストーリーとジオパーク名称の再検討。

白滝ジオパークは構想の段階において、旧白滝村の区域と旧丸瀬布町の一部の区域をジオパークのエリアとして構想してきましたが、日本ジオパークに認定を受ける際、瞰望岩なども含めて(町村合併後の)遠軽町全体をエリアとすることを助言され、エリアを全町に広げました。また、名称についてもこのときに「白滝黒曜石ジオパーク」から「黒曜石」を外したということで旧町村名である「白滝」のみを名称として冠することになりました。

このようなことから、①遠軽町民がジオパークを自分事に捉えておらず、関心が薄い(特に人口の約8割を占める遠軽地域において)、②エリア全体をつなぐジオストーリーの確立ができていない、という現状に置かれています。そこで、各地域から人材が集まっているWTのメンバーで、あえて今一度ジオストーリーを見直してみようとテーマを設定しました。

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グループ討議からスタート
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地域資源=配役、ジオストーリー=あらすじ、キャッチフレーズ=宣伝コピー、名称=タイトルのように、映画の宣伝チラシを作ってもらうイメージでグループ案を作成

「そもそも地域にとってジオパークが必要なのか?」「黒曜石の資源や文化を守っていくには世界遺産の方がいい」「テーマを広くすると多くの人を巻き込める一方、焦点がぼやけて魅力を薄めてしまう。むしろエリアを絞るべき」「何が地域の宝かを考え、誇りを育むのがジオパーク。黒曜石は、遠軽町民の共有財産と考えてもらうようにすべき」「求心力のある黒曜石を中心に多くの人が関わっていくやり方がよい」など意見が百出する熱い議論が交わされました。

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グループ案を発表し、全体で討議

この日の結論として、

①主役はやはり黒曜石以外にない。

②黒曜石を人類が道具として加工=ものづくり(文化・産業)の始まり⇒ここは地球と人類の出会いの場所である

③上記から名称に「白滝」は必須。

というところまでは、全体合意となったものの、ストーリーやキャッチフレーズの完成までには至りませんでした。次回、もう一度続きの議論をすることにして会議を閉じました。

このワーキングチームは概ね月1回の頻度で開催し、現在、23名の委員と事務局員とで白滝ジオパークマスタープラン(仮)づくりのための議論をしています。この会議には、オブザーバーとしてどなたでも参加できます。参加ご希望の方は事務局(℡0158-48-2020)にご連絡ください。

 

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