Read Article

日本ジオパーク再認定審査の結果 白滝ジオパーク『条件付き再認定』

日本ジオパーク再認定審査の結果 白滝ジオパーク『条件付き再認定』

ジオパークは、ユネスコのガイドラインに基づき、持続可能な地域社会の実現のために住民、行政、関係機関が、共に考え続けていくことが求められています。
そのため、4年に一度の再認定審査で活動状況を確認します。

▲再認定審査のしくみ

審査は、認定機関である日本ジオパーク委員会が、現地調査の報告書などを基に、総合的に判断します。
2021年2月5日に行われた審議の結果、白滝ジオパークは2010年の認定以降、二度目となる『条件付き再認定』となりました。

審査結果では、「最も重要なジオサイトの一つである八号沢露頭に続く林道について、町、森林管理署、民間団体が協議を重ねながら復旧を成し遂げるなど、地域の様々な団体が関わり合いながら主体性を持って保全に取り組んでいること」や、「拠点施設の見学や体験プログラムの運用についてNPO法人えんがぁるジオ倶楽部と連携を図ることにより、施設運営の円滑化が図られた」など、4年前の課題となっていた内容について事務局が取り組み、複数の団体が活動に積極的に関わっていたことが評価されました。

一方で、「専門員の不在などにより、ジオパーク活動の停滞が見られ、持続性に関わる課題」が挙げられました。
その改善策として、「現状の人員・予算で行えること、協働することで行えること、協働しても行えないことを区分し、持続可能なジオパーク活動の本質を担保した運営計画を協力団体と共に立案すること」など、地域が目指す活動ができるような協議会運営についての提案がありました。

これまで多くの方の参画により、この10年間の活動は、着実に成果を上げていることが評価されましたが、その活動を持続していく難しさを改めて感じる結果となりました。

今回の結果を受け、「この地域に必要な黒曜石を生かしたまちづくりとは何か」という原点に立ち返り、多くの関係者の皆様とも相談しながら今後のジオパーク活動について検討していきたいと考えています。

URL :
TRACKBACK URL :
Return Top