ジオパーク初心者から本格的にガイドを目指す方まで、白滝ジオパークについて楽しく学びました。
令和6年6月12日、遠軽町芸術文化交流プラザ(メトロプラザ)でジオパークガイドサポーター養成講座を開催しました。将来のジオガイドを育成するプログラムの1つとして開催したもので、町内外から11名の方が参加しました。講座では、遠軽町埋蔵文化財センター松村館長が、ジオパークの成り立ちやジオガイド・ガイドサポーターの役割などを解説したほか、町内のジオサイトの魅力を紹介しました。また、「北海道白滝遺跡群出土品」が国宝に指定された経緯や、その重要性について解説し、受講者は熱心に聞き入っていました。
昨年「北海道白滝遺跡群出土品」が国宝に指定され、遠軽町は「日本最古の国宝のまち」として広く知られることとなりました。赤石山八号沢露頭を巡るジオツアーも大盛況で、昨年8回開催したツアーがすべて満員となる状況でした。ツアーではジオガイドが同行し、赤石山や八号沢露頭の説明だけでなく遠軽の自然や歴史文化について楽しく解説してくれます。
講座にはツアーで実際にガイドをしているジオガイドも参加し、現地でのガイドの様子やその魅力を伝えていました。受講者は講座後、「ジオガイドに興味があり、積極的に白滝ジオパークに関わっていきたい。」、「退職後、ジオガイドの仕事に携われたら・・・。」、「ジオパークを全く知らないのでこの機会に勉強したい。」など思いは様々のようでしたが、今後のガイド活動を進める上で有意義な講座となりました。
白滝ジオパークでは、今後もガイド育成に係るプログラムを実施予定です。ジオガイドに興味がある方は白滝ジオパーク推進協議会(0158-42-4819)までご連絡ください。