遠軽町埋蔵文化財センター紹介動画第2弾〜鏡のような黒曜石〜

「かつて石器として利用されていた黒曜石。現代社会で使うとしたら?」をコンセプトに、通販番組のテイストで黒曜石の特徴を紹介する動画を作成しました。遠軽町埋蔵文化財センターと白滝ジオパークの魅力をより多くの方に知っていただくために、遠軽町の地域おこし協力隊が中心となって作成した動画の第2弾として、黒曜石の特徴をコミカルに紹介しています。

黒曜石ってどんな石?

白滝ジオパークの最大の特徴は赤石山周辺等で見られる黒曜石です。およそ220万年前の火山の噴火により粘り気の多いマグマが地表に噴出し、流れ出た高温のマグマが地表で急激に冷えることで生成されました。黒曜石は天然のガラスと言われ、割れやすく、断面が非常に鋭利となることから、旧石器時代の人々は様々な形に加工し石器として使用していました。

白滝ジオパーク交流センター、遠軽町埋蔵文化財センターでは、火山活動で黒曜石ができた仕組みや、旧石器時代、黒曜石を用いて日々の生活に活用していた当時の人々の暮らしを深く知ることができます。

動画は遠軽町公式YouTubeチャンネルからご覧いただけます。

■動画タイトル 現代社会で黒曜石を売る通販番組【フィクション】

第1弾はこちら↓

■動画タイトル 【狩りのお供に!】黒曜石で石器づくり「きょうの石器#1」

遠軽町埋蔵文化財センターでは、石器作りのほか、黒曜石アクセサリー、骨角器アクセサリー、まが玉作りなどの体験ができます。体験コーナーは時間帯により混みあうこともあるので、来館の際は時間に余裕をもってお越しください。また、石器作りなどの体験は小学校3年生以上が対象となっていますのでご注意ください。